雑誌広告
雑誌にもまだ役割が残っています。 雑誌に出来てウェブに出来ない事。
正直に申し上げて、ここ数十年、場合によっては数年の間に雑誌は淘汰と整理をされていき、独自の特色をしっかりと持ち、しかも実力のある雑誌しかもう残れないと思います。
書籍などの読み物ならまだしも、情報量とスピードが命の「雑誌」がインターネットの情報量とスピードに勝てる筈がありません。
インターネットの世界でさえ、ウェブサイト本体の更新だと遅すぎるという事でブログがもてはやされたのもつかの間、ブログですら遅い! とツイッターやフェイスブックが主流の時代です。 残念な事ですが、雑誌の役目は既に終わったと考えてもいいのではないでしょうか。
ただし、これだけはまだ雑誌の方が向いていて、雑誌でないとまだ出来ない事があります!
それは「ブームを作る」ことです。
インターネットの世界で情報を発信しても、顔の見えないネットの匿名性もあって信憑性が欠けなかなか新製品や新サービスの認知とブームを生み出す事は難しいのが実情です。
ですが、雑誌の取材記事で取り上げられたりすると、編集部のお墨付きという安心感も後押ししてブームの「種火」が火が点き易いのです。 これは雑誌以外でも新聞やテレビなどでも同じことです。
そして種火がインターネットの世界で「あの新製品や新サービスはいいらしいよ!」と噂がさざ波のように広がり、後はインターネットの世界でどんどん広がって行く訳です。
人間の買い物で失敗したくないという心理は、誰か信頼できる人や先に使ってみた人の「保障」を欲しがるものです。
この「雑誌で火をつけインターネットで回収する。」という状況は、当社も日々実際に仕事の中で体験している事なので信憑性も高いと思います。
既にアメリカではこれに近い状況になっていると聞きますし、日本もこの状況になっていくのはほぼ間違いないと思います。
いや、もう既に、実名公開のフェイスブックの上では発言者に信憑性が持てるため、フェイスブック上でブームが作り出せるようになりつつあるとも聞きます。
そんな時代が来たら・・・、雑誌はますます厳しい事になると思いますが・・・。
とりあえず今は、雑誌で情報発信はまだ有効です。
(※実際に当社のお客様で雑誌で新製品情報を流してネットで回収するというパターンを有効に使いこなしている会社があります。)
雑誌はもう時代遅れだ!!
と決めてかかるのではなく、雑誌が得意な事、ウェブが得意な事、を見極めて使いこなしてください。